外からの光を反射するレースカーテンです。
通常のレースカーテンに比べ、外から室内の様子を見えにくくします。
ミラーレースカーテンの効果については、ニトリのサイトにて比較動画を流しているので参考にして下さい。
ニトリのミラーレースカーテン動画
いずれも、右側がミラーレースカーテン
ミラーレースカーテンの仕組み
その名のとおり鏡のように光を反射して、室内のプライバシーを守るカーテンです。
原理はマジックミラーと同じで、外から室内は見えにくいが、室内からは外が見えるのが特徴です。
これは生地に光沢性繊維が使うことで光を反射させているためです。
この繊維を特殊な形状にすることで、さらに光の拡散効果を高めたタイプもあり、
こちらは夜の照明をつけても、外から室内を見えにくくすることができます。
ミラーレースカーテンの種類
ニトリでは、機能性能で「ミラー」、「遮像」と呼んで区別していますが、原理はほぼ同じです。
ミラーレースカーテン
昼間だけ外から室内を見えにくくします。
これは外からの光を、カーテンが反射するために起こる効果です。
そのため、外が暗くなるにつれてミラー効果は減少し、夜間は普通のレースカーテンと変わらなくなります。
遮像レースカーテン
昼も夜も外から室内を見えにくくするカーテンです。
ミラーカーテンに比べてプライバシー保護の効果は高くなります。
ただし遮像効果の高さはそのまま欠点にもなります。
・室内から外の様子も見えにくくなる。
・部屋が暗めになる。
これらの欠点が気になるようなら、昼は前述のミラーカーテンを使用し
夜間のプライバシー保護には、遮光カーテンを使用したほうがよいでしょう。
ミラーレースカーテンのメリット
- 目かくし効果、外から見えにくい
- マジックミラーの原理で、室内の様子を見えにくくします。
お住まいが道路に面した1階や、高層階で夜は目立ってしまう場合など特に有効です。
従来のレースカーテンに比べてプライバシーを守る効果は格段にアップ指定しています。 - UVカット効果 ~家具・床の日焼けを防ぐ
- 太陽光を反射するミラーレースカーテンは、紫外線を防ぐ効果があります。
これにより、日焼けはもちろん、家具や床、畳、本など室内の物が変色防ぎます。 - 太陽熱のカット
- 光の反射は太陽熱も防いでくれます。結果的に室内の温度上昇を抑え、冷房効率を高めてくれます。夏場は省エネカーテンでもあるのです。
ミラーレースカーテンのデメリット
一見良いことばかりのミラーカーテンですが光を反射することのデメリットもあります。
- 部屋が暗くなる
- 室内に入る光を遮るため、部屋が暗くなってしまいます。
厚さや、繊維の密度によって程度の差がありますが、目隠し効果が高いほど、部屋は暗くなります。 - 冬場の太陽熱をカットしてしまう
- 夏は涼しいミラー効果ですが、冬場は逆に太陽熱を抑えてしまいます。
部屋を太陽で暖めたいと思っても何割かカットしてしまいます。
これに防ぐには、冬場はレースカーテンを付け替えるといった工夫が必要です。 - 外が見えにくくなる(目かくし効果に比例)
- 遮像効果が高いほど、外の様子も見えにくくなります。
レースカーテンの開放感は損なわれてしまいます。
もっとも薄手のミラーレースカーテンならそれほど感じないでしょうが。